KIRIIの扱う内装下地は、普段ボードなどの裏に隠れていて、皆様の目に触れることはほとんどありません。
しかし近年、建物の骨組みだけではなく内装下地についても、安全性の配慮が求められるようになってきました。
当社はこれからも、内装下地の耐震性を高める研究・開発に真摯に取り組むとともに、
安全・環境・健康に配慮した”ものづくり”を目指していきます。
まずは現場の声を聴くことから。 実際に製品を使う現場からは施工性やコストに関しての、設計する方々からは性能に関してのご要望などを受けます。
皆様からご要望をいただく形は様々。
現場で直接ご相談を受けたり、ときにはメッセージなどの形でお声をお寄せいただくことも…。
本50周年記念サイトでは、全国各地の現場の皆様からいただいた沢山のメッセージを紹介しています。ぜひご覧ください。
つぎは形づくり。
現場や設計事務所からのご要望をもとに、製品の形状を考える工程へ。
スチレンボードなどでサンプル模型を手作りして形状を検討したり、図面を描いて実験を行うためのパーツを試作したりします。
さらに下準備の段階へ。
試作パーツや仕様の耐力評価にあたり、複雑な数式の計算をしながら実験前の予測解析を行います。(やみくもに実験するのではなく、事前に予測を立てることで実験結果の検証精度を高めることができます。)
また、社内での勉強会も定期的に行い、活発に意見交換を行っています。
いよいよ実験へ。
実験対象ごとに相応しい方法で試験や実験を行います。
実験場では、専用試験機を用いて各部材や接合部の強度を実験したり、耐震性を検証するためのユニットを組み耐力評価をしたりします。
さらに製品化にあたっては、施工性やコストパフォーマンスの検討も行います。