木ルーバー+折り紙形状 内装木質化を支える準構造耐震天井

多摩地域の活性化や災害対策まで 新たな価値創造を目指した新本店

2020年5月、立川駅北側の新街区「GREEN SPRINGS」内に移転した「多摩信用金庫 本店」。 建物1階には「たましん美術館」を併設しています。

多摩信用金庫は多摩地域の企業や地方公共団体などと連携し、金融面だけではなく地域創生や文化・芸術・スポーツ振興なども支えている金融機関。これから先も地域に貢献できる金融機関であり続けたいという想いから、多摩地域の活性化や顧客の課題解決を通した新たな価値創造を実現するための拠点として新本店をオープンしました。
耐震性能・BCP・セキュリティの強化による安心安全な店舗設計で、災害時には帰宅困難者を受け入れるなど地域の災害対策にも寄与する施設となっています。

多摩信用金庫本店とたましん美術館の外観

メインエントランスの吹抜け天井部分には多摩産材が使用されており、地域の森林と豊かな自然の維持、環境保全にも貢献しています。

多摩産材をふんだんに使用したエントランスホールの吹抜け天井

複雑な折り紙形状の天井も、準構造耐震天井で地震対策を実現

メインエントランスは多摩信用金庫本店やたましん美術館に来訪する全ての方が行き来する空間のため、高いレベルで安全性を確保する必要があり、天井も地震対策が検討されました。

天井の高さが約10m、天井面積が300㎡程の空間規模であることから特定天井に該当し、なおかつ木ルーバーを使い複雑な折り紙形状の見た目を実現するため、特に現場段階において以下の課題解決が必要とされました。

・野縁に取り付け可能となる木ルーバーの固定方法
・勾配方向の違う5面分割の天井に対し、仕上げルーバーは常に一方向となるデザインの実現
・天井の勾配方向が3次元かつ分割ごとに異なる状態での下地材配置

難しい条件の中、実現に向けて何度も検討が重ねられ、最終的に重さや複雑な天井形状にも対応可能な当社の『準構造耐震天井・KIRIIアングルクランプ』が採用されました。

お客様VOICE

施工業者様より、当施設のように高い天井高に対応できる技術を有する事業者は少ないため、貴社が選定されたと伺っています。
実際に、竣工後度々地震はあったものの、現在まで天井のトラブルは発生しておりません。
今後もデザイン性と安全性が両立できる天井づくりに期待します。

導入に関する情報

建物構造
鉄骨造
工事時期
2018年~2019年
導入した製品
KIRIIアングルクランプ

物件情報

施設名:多摩信用金庫本店
場所:東京都立川市
https://www.tamashin.jp/

施主
多摩信用金庫
設計事務所
清水建設
施工
清水建設・中島建設・中村建設共同企業体
天井工事
株式会社イデア

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